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【人を育てる会社が伸びていく 〜競争力の源・人財をつくる企業の3つの特色〜】 |
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6/1号ハンドシェイク掲載 |
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長い目で見るとき、社員が優れた能力を発揮すると否とでは言うまでもなく企業の競争力に大きな差が生まれます。商品・技術・営業力の源である人の育つ強い企業と衰退する企業を比べると次の3点に明確な違いがあります。 1.経営戦略の明確性 他社と同じことを繰り返していては勝負に勝てません。競争相手と差別化する自社の商品、サービス等の優位性のポイントを明確にし、その実現に向けた作戦計画をわかりやすい戦略として社員に示すことが必要です。 例えばメーカーなら、「2年後までに◎◎の品質力の向上・実現によって、競争相手に勝つ」と言うように、メリハリの利いた目標設定によって目指すゴールを社員一人ひとりの目に見えるようにすることが、やる気を引き出す原動力になります。目標達成のために「何を、どのように行なうのか」という行動計画に社員の知恵を集め、職場に下ろしていくことが成功の鍵です。 戦略に現れる経営者の決断と行動力を社員はよく見ており、納得すれば心底ついてくるようになります。 2.中堅幹部が育っている 優良な企業では、経営を支える幹部社員が育ち、経営トップの分身として活躍しています。社長が大きな方針を指示すれば、それに基づいて自職場では何をすべきかを考え部下と一緒に具体化し、業績につなげていきます。 リーダーシップのある幹部社員は、職場の中堅・若手社員の手本になる存在として影響を与え、自ずと人が育つ組織になります。できる幹部の少ない会社では、指示系統の乱れや責任所在の曖昧さが目立ち、同種のトラブルや問題が繰り返されるなど人が辞める原因にもなります。 |
製造、販売、サービスなどの現場では、どうしても不良品や納期遅れなどのトラブル、顧客の苦情などが発生します。これらの問題に対して解決・改善する力があるかどうかは、企業の盛衰を決める重要な因子です。 最近は「現場力」などとも言われている改善能力は、社員が仕事に創造的に取り組んでいるかどうかの証です。問題が起きれば職場の衆知を集めて解決する経験が、現場を強くします。そういう現場やそのメンバーを会社が支援し全力でバックアップすることが、改善を根付かせます。 現場を支える人材は改善のなかから育ち、製品やサービスに力を与えます。 以上3つの項目の実践されている企業では、チームワークの輪が広がり、人が定着します。仕事の意味を各メンバーが良く理解し、相互に助け合う結果、職場の雰囲気は厳しくとも和やかになるからです。また、若者の離職率の高さが問題になる昨今でも、年若い社員が仕事に打ち込み、失敗も糧にしながら逞しく成長して、自社の発展を支えています。 社員の育つ状況がなければ、長期にわたる企業間のレースに勝つ事は出来ません。競争力の源は人の力です。 |

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