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船橋のげんき娘 


 【節税3兄弟


3/1号ハンドシェイク掲載

「良い子・悪い子・普通の子」などというテレビ番組が昔ありましたが、税金を安くする「節税」についても、「良い節税、悪い節税、普通の節税」があります。今日はその節税3兄弟について、比較しながらわかりやすく説明させていただきます。

 経営者の方は、利益が出そうになると、なぜかあまりうれしい顔をされない方が多いです。「税金をあまり払いたくない」という気持ちが大きいからです。

 もちろん、気持は大変よくわかります。せっかく汗水たらして勝ち取った利益のうち、半分に近い金額を税金として持っていかれるわけですから。また、税金の使いみちも、納得できない場合が多いです。

 しかし、税金を安くしようなどと思い、いきなり高価な設備を買ったりしても、なかなかうまくいきません。お金がたくさん出ていく割には、減価償却費として経費に計上できる金額が少ないので、「勘定合って銭足らず」という状況に陥ります。

 ここでひとつ考えてみましょう。会社にとって、「利益がたくさん出て、お金もたくさんある」というのが、とてもいい状態だと言えます。そのような状態を続けていくと、自己資本比率が増え、会社がつぶれにくくなります。そこでお金が出るか出ないか、利益が減るか減らないかを基準に節税を考えると、「お金を使わず、利益も減らない」という、ある意味奇跡的な節税が、一番良いということになります。

 まず「お金が出ていく節税」を考えてみましょう。
 例えば、前述のように、期末に駆け込みで設備や消耗品などを買うという節税方法です。しかし、設備を期末に買っても、計上できる減価償却費はほんのわずかです。また、消耗品や広告費を使って利益を減らす方法も、もともと使う予定のものを前倒しして使うのならいいのですが、やはりお金は出て行ってしまいます。言ってみれば、「悪い節税」です。

 次に「お金は出ないけど、利益が減る節税」を考えましょう。
 例えば、使っていない固定資産や棚卸資産を捨て(除却といいます)たり、債権放棄などによって税金を減らす方法です。これは、お金を使わずに税金を減らす方法です。ただ、利益は減ってしまいます。3つの中では「普通の節税」と言えるかもしれません。

 最後が「お金が出ず、利益も減らない節税」です。
「試験研究費の税額控除」や「教育訓練費の税額控除」というものがあります。

 これらは、すでに経費として計上している費用を集計して、基準を超えていれば、税金が直接安くなるというものです。お金も出ず利益も減らない節税方法、つまり「良い節税」と言えるのではないでしょうか。

 これらの税額控除制度については、意外と簡単に適用することができますので、税理士さんにご相談されるなどしてみてください。

 「良い」「悪い」などと書きましたが、何も「悪い節税」が本当に悪というわけではなく、それをしなければならない場合もありますので、一つ例えとして考えていただければと思います。

   
   

  
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