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船橋のげんき娘 


【ぎっくり腰について】

9/1号ハンドシェイク掲載

 よく耳にするぎっくり腰とは、中世ヨーロッパでは魔女の一撃と言われ恐れられていました。実は、いわゆるぎっくり腰といわれている、ちょっとした動作(重いものを持ち上げた、腰を捻った、等)で急に腰に激痛が生じる状態には、いろいろな原因が隠れている場合があるのです。
 ぎっくり腰は、無理な体勢で体を捻ったり、中腰で重いものを持ち上げたりしたときに、急に動けなくなるほどの激痛が起こります。
 大部分のぎっくり腰は、腰の周りの筋肉組織をいためたり、腰の後方要素である椎間関節という部分が引っかかったような状態になってしまっていることが多いようです。そういう時は、無理に動かずにその場で横になり、腰に負担がかからないような、楽な姿勢で安静を保ち、膝の下に座布団やクッションを入れて、少し膝を曲げた姿勢にすると痛みが和らぐ場合もあります。そして痛みは時間の経過と共に次第に良くなっていきます。
 また、腰椎椎間板ヘルニアの初期症状もぎっくり腰と同じような腰痛が出現します。しかし、ヘルニアの場合には、安静にしていても痛みは軽減せずに、次第に臀部や下肢に痛みの範囲が広がっていくことが特徴です。高齢の方や、骨粗鬆症の方の場合では、腰椎圧迫骨折を起こしていることがあります。新たに圧迫骨折を起こした場合は、動けないような痛みが出現し、そのまま寝たきりになってしまう場合もありますので注意が必要です。
 その他には、化膿性脊椎炎、これは背骨や椎間板に感染を起こしてしまうことなのですが、外科でおなかの手術をした既往のある方や、糖尿病などをお持ちの方がかかりやすいので気をつけなくてはいけません。
 また、癌の脊椎転移などでも同様の腰痛が出現することがあります。この様に単にぎっくり腰だと思っても、色々な恐い病気がかくれていることがあるのです。
 そこで、一番大事なのは、痛みの原因を明らかにすることです。ですから、自分でぎっくり腰だと思っても、痛みが続く場合には早めに整形外科脊椎専門医を受診されることをおすすめいたします。
 とは言うものの、先に申し上げたように、大部分はいわゆるぎっくり腰の状態ですので、まずは、ぎっくり腰にならないように、予防をすることが大切になります。予防で大事なことは、日常から、適度な運動をしたり、長時間同じ姿勢をしないように心がけ、ストレッチをおこなうなどの工夫をして、ぎっくり腰を予防しましょう。


ぎっくり腰にならないためのCheck表

1日中デスクワークで長時間同じ姿勢をしている。
重いものを持ったり中腰になったりすることが多い。
1日中立ちっぱなしである。
最近体重が増えた。
足に合わない靴やハイヒールを履くことが多い。
運動はほとんどしない。
腰に負担のかかるスポーツを頻繁にしている。
最近疲労がたまっている。

★あなたはだいじょうぶでしたか?
 半分以上当てはまる方は要注意です。
   
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